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「あなたの強みは?」と聞かれた場合の答え方

強み

「あなたの強みはなんですか?」

このように、一見困ってしまうように感じるこちらの質問ですが、面接者の人当たり、人柄を知るために質問する企業が多く、当たり障りのない発言や、何の意味もない発言をしてしまうと、反対にマイナスイメージに繋がってしまう恐れがありますので、事前によく考えて用意をしておくことが必要になるでしょう。

面接者の中には、「どんな人とでも仲良くできる」という回答や、「明るく元気が良い所」と答える方が多いようですが、それはご法度です。
悪い答えというわけではもちろんないのですが、そうした回答は聞かずとも、面接をして会話をしていればわかる情報ですので、アピールポイントにはならず、面接官が本当に知りたい、その人の人柄を知ることが出来ません。

こうした質問をされた場合は、このように回答をすることがベストであると言えるでしょう。

具体的なエピソードを交えて話す

こうした強みを話す際には、なぜそうなのか、具体的に過去にどんなことがあったのかを交えて話すと、面接官があなたに対してのイメージをしやすくなり、あなたの人当たりを理解してもらいやすくなります。
例えば、「ポジティブな部分が強みです」と言いたい場合、ただそれだけを話すのではなく、「海外でのボランティア活動を積極的に行い、戸惑いが大きいこともありましたが、持ち前のポジティブさで何事にも積極的に挑戦し、現地の方とも仲良くなることが出来ました。このポジティブさが私の強みであると思います。」のように、具体的に過去に体験したエピソードを加えて強みを答えると良いでしょう。

具体的なエピソードを話す場合、面接官の食いつきが途端によくなる場合が多く、嘘をつくとすぐにばれてしまう可能性がありますので、出来るだけ本当に体験した出来事を通して強みをアピールしましょう。

いくつか用意しておくと無難

集団面接の場合、こうした強みが他の面接者とかぶってしまうということも少なくありません。
面接者は全員、企業にとってプラスになるであろう人材と思われるための強みを言う傾向がありますので、稀に重なってしまう事態が起きかねないのです。

自分が先にいう分には問題ありませんが、万が一、自分の強みと先に質問に答えた方の強みが重なってしまった場合。
余程そのエピソードに自信が無ければ、強みの部分を方向転換できるように、いくつか答えを用意しておくと良いでしょう。

もちろん、その答えに自信がある場合は話が別ですが、万が一エピソードまでかぶってしまった場合を考えると、一応保険として、他のエピソードも用意をしておくべきだと言えます。

当日集団面接であることが発覚する場合もありますので、最低2~3個は用意するべきだと言えるでしょう。