質問は逆効果になることもある

就活の面接の際には質問をすることが効果的です。
企業も積極的な姿勢があると感じてくれて、あなたの熱意を効果的に伝えることができるためです。
ですが、時には質問することが逆効果になることもあります。
企業の面接で就活生から質問することを逆質問と呼びますが、印象を下げてしまう逆質問についてご紹介していきます。

あなたの印象を下げる逆質問がどういったものかを把握して、あなたを効果的に印象アップさせる質問をするようにしましょう。
気をつけるだけでも大きな差につながってきます。

印象を下げてしまう逆質問のご紹介

印象を下げてしまう質問としては、条件面のことを聞くということです。
例としては、福利厚生の内容はどういったものでしょうか、というような質問です。
企業は企業の事業の内容や社風などに興味を持って欲しいと考えています。
そこで福利厚生について聞いてしまうのは、恋愛で例えるなら車を持っているかなどを聞いているようなものです。
とても印象を落としてしまうので注意しましょう。

また、有給休暇はどれくらい自由に取ることができますか、というような質問をする方もいます。
これも条件面に含まれる質問ですが、もちろん休みは大切です。
ですが、就活は基本的に前向きに仕事をしたい面をアピールするべきなのに、いきなり休みを取れるか質問されると企業側も少し違和感を感じてしまいます。

希望の役職には何年ほどで就くことができますかという質問もあります。
これは期間が経てば役職に就けると考えていることから生じている間違いです。
基本的には仕事で実力を発揮して、経験を積むと役職に就くことができます。
時間が経てば役職がつくと考えていると、他の努力している方に追い抜かれてしまい、いつまで経ってもなることができないということにもなってしまいます。

また、給料がどのように決まるのかを質問する方もいます。
企業に対して給与面を質問するのは、あなたの印象を大きく落としてしまう可能性もあります。
企業はまずは新卒の方には仕事をして企業に貢献できるようになって欲しいと考えているので、最初から給与面を気にしてしまう方はマイナス印象になります。

質問はした方が良い

以上、面接で逆効果になる質問についてご紹介してきました。
こうした例を挙げると質問しない方が逆に良いのではと考える方もいるかもしれませんが、質問はした方が良く、その内容を見直すことがとても大切です。
質問をする前にもう一度、企業の方の気分を害さないかをよく考えて質問するようにしましょう。
質問する前に立ち止まって考えてみるだけでも、不用意な発言を控えることができるので、十分気をつけておきましょう。