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就活に掛かる費用を節約する方法って?

会社を後にする女性

よほどの苦学生でもない限り、自宅からほど近い場所で就活をするのに、お金の心配をすることもないでしょう。交通費や安く済みますし、自宅を拠点にできるので、宿泊費が発生することもありません。

ですが、遠方の場所で就活を行う場合は、事情が異なります。交通費や宿泊費、通信費などの諸々の費用は相当な金額になりますし、地方の学生が東京で就活をして内定を勝ち取るまでに、十数万円近いお金が必要となることも珍しくありません。就活は、何かとお金のかかる新生活のシーズンと重なることもあるので、できる限りの形で費用を節約したいと考える人も多いでしょう。

ここでは、就活にかかる費用を上手に節約する方法を伝授します。

交通費を節約する方法

地方から東京で就活をすると仮定をした場合、移動に新幹線や飛行機を使うと、どこに住んでいようとも往復で数万円近い出費が必要となります。そのため、安く移動することを目的とするならば、夜行バスの使用をおすすめします。夜行バスであれば、深夜帯を利用して移動をするので、朝の時間帯に目的地へ到着することができます。時間こそかかりますが、費用は新幹線や飛行機の半値近くまで抑えることができるので、地方の就活生の強い味方として知られています。

とはいえ、バスに慣れていない人にとっては、長時間の乗車における疲労も相当なものになります。試験や面接で体調不良をおこしては元も子もないので、バスの利用は体力に自信のある人向けの方法とも言えます。

宿泊費を節約する方法

就活中の宿泊にビジネスホテルを利用する人も少なくありませんが、一般的なビジネスホテルにおいては、一泊5千円から6千円前後の費用がかかります。昨今は、外国人観光客向けの安価なビジネスホテルも多く、1泊3千円から4千円前後に抑えることも難しくは無いでしょう。

さらに費用を安くしたい場合は、都内に数多く存在するネットカフェやカプセルホテルなども選択肢に入ります。こちらは、中長期滞在者向けのプランも備わってるので、ある程度の期間を掛けて就活をする人におすすめです。

また、最も経済性を重視するのであれば、現地に住まう親戚や友人、学校の先輩などに連絡をしてみるのもいいでしょう。慣れない土地で就活をする際に、現地に知り合いが居るのは精神的にも大きな支えとなりますし、宿を提供してもらえるのであれば、それに頼らせてもらうのも手です。

通信費を節約する方法

就活の際は、宿泊施設の検索や交通機関の時間チェック、企業の担当者に連絡など、スマートフォンやタブレット端末が手放せない存在となります。これらの機器の使用頻度が多くなれば、それだけ通信費もかさみやすく、就活中でもできる限りの形で節約したいと考える人も少なくありません。

そんな時は、無料のWi-Fiスポットを上手く利用するといいでしょう。とりわけ東京は、無料で使えるWi-Fiスポットが数多く存在するので、データ量を気にすることなく機器を使用することができます。喫茶店やホテルなど、繋げられるポイントを出発前に予め調べておくのも良い方法です。

また、スマホの通信プランそのものを、格安SIMなどの安価なものに変更するという方法があります。かつてはスマホに詳しい人でなければ使用が難しかった格安SIMも、現在はビックカメラの(BIC SIM – 格安SIM)でも専用のカウンターを設けているため、初心者でも気軽に加入できるようになっています。

ただし格安SIMの多くは、18歳未満では契約することができません。(親権者の方の同意が必要)また支払いの際に、クレジットカードが必須であることがほとんどなので、加入の際はよく確認するようにしましょう。